刑務官試験の2つの道:高卒 と大卒、メリット・デメリットを徹底比較!

こんにちは!


さやだんです。

2026年度(令和8年度)から、刑務官採用試験に新たに「大卒程度」の区分が設けられ、多くの受験希望者の間で大きな話題となっています。


これにより、刑務官を目指す道は、従来の「高卒程度」と新しい「大卒程度」の2つの大きなルートに分かれることになります。


「早く現場で経験を積みたいなら高卒?」

「将来の幹部を目指すなら大卒が有利?」

「給料や昇進にどれくらい差が出るの?」


こうした疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、この2つの試験区分について、それぞれのメリットとデメリットを徹底的に比較・分析します。



この記事を読めば、あなたの学歴、価値観、そして将来のキャリアプランに、どちらの道が本当に合っているのかが明確になるはずです。



刑務官という重要な仕事への第一歩を、後悔のないように踏み出すための羅針盤として、ぜひ最後までお読みください。

「高卒程度試験」のメリットとは??


まずは、長年にわたり多くの刑務官を輩出してきた、伝統的な「高卒程度試験」から見ていきましょう。



こちらは、高校を卒業してすぐに、社会の安全を守る最前線に立ちたいと考える人に開かれた門戸です。

1. 若くしてキャリアをスタートできる

最大のメリットは、高校卒業後すぐに(18歳から)公務員としてのキャリアを始められる点です。


大学に進学した場合と比較して、4年間早く実務経験を積むことができ、同年代よりも早く経済的に自立することが可能です。


20代前半で、すでに数年のキャリアを持つことができるのは、大きなアドバンテージと言えるでしょう。

2. 現場経験をいち早く、豊富に積める

若いうちから受刑者と直接向き合う現場に身を置くことで、実践的な指導力や対応能力が叩き上げで鍛えられます。

机上の学問だけでは決して得られない、生きた経験を誰よりも早く、そして豊富に蓄積できるのです。


この現場での経験は、将来どのような役職に就いたとしても、あなたのキャリアの揺るぎない土台となります。

3. 試験のハードルが比較的低い

学力試験は、高校までに履修する内容を中心とした「基礎能力試験(教養試験)」と作文が中心です。


大卒程度試験で課されるような、法律や心理学などの専門科目の勉強が不要なため、筆記試験対策の負担は比較的軽いと言えます。

「高卒程度試験」のデメリットとは??


高卒程度のデメリットは、以下のとおりです。

特に上昇志向はなく、マイペースで頑張りたいという人にとっては、そこまでのデメリットではないかも。


1. 「看守」の階級からスタートする

キャリアのスタートは早いけど、大卒程度採用者に比べると、「看守」の階級から始まるので、生涯年収に差が出ます。


もちろん、本人の努力と実力次第で上級幹部への道も開かれていますが、そのためには昇任試験で優秀な成績を収め、長い年月をかけて実績を積み重ねていく必要があります。

2. 給与・生涯年収で差がつく

国家公務員の給与は、採用区分によってスタート時の俸給(基本給)が異なります。



ちなみに、高卒程度採用者は、基本的には「看守」の階級なので、公安職俸給表「公(一)1級」からスタートします。


大卒程度と比較すると、生涯年収という観点では差がつくのが現実です。

将来のリーダーを目指す「大卒程度試験」のメリットは??



次に、2026年度から始まる新しい「大卒程度試験」です。


これは、大学で培った専門知識を活かし、将来の矯正行政を担うリーダー・幹部候補生として活躍したいと考える人に向けた、新たなエリートコースと言えるでしょう。

1. 幹部への期待値が高い

この試験区分の最大の魅力は、将来の幹部候補生として採用されるため、昇進が早いことです。



採用後の研修制度やキャリアパスも、リーダーとしての資質を伸ばすことを前提に設計されると考えられます。



現場経験を積んだ後、比較的早い段階で施設の運営や企画・立案といった、より上流の業務に携わるチャンスが与えられるでしょう。


2. 高い給与水準と生涯年収

看守部長として採用されるため、初任給の俸給表が高卒程度採用者よりも高い、2級からのスタートとなります。


その後の昇給・昇進も努力次第で早くなるため、生涯にわたって得られる収入は、高卒程度採用者よりも高くなることが見込まれます。


安定した経済基盤の上で、安心して職務に専念できる環境が整っています。

「大卒程度試験」のデメリットは??



1. 試験の難易度が高い

教養試験に加えて、広範囲にわたる専門試験が課されるため、筆記試験対策の負担は高卒程度試験よりも格段に重くなります。



また、将来の幹部候補生を選抜する試験であるため、論文試験や面接試験でも、より高度な思考力、分析力、そしてリーダーとしての資質が厳しく問われることになるでしょう。


2. 採用後の期待値が高い

「大卒の幹部候補生」として採用されるため、周囲からの期待は当然高くなります。


早い段階から責任ある仕事を任されたり、困難な課題への対応を求められたりすることも多いでしょう。


そのプレッシャーを乗り越え、成果を出していく強い精神力が求められます。


ただし、高卒程度の場合と同様、初等科研修や現場研修などで、基本的なことはしっかり学べるので、心配は要らないと思います。


一目でわかる!高卒 vs 大卒 徹底比較表

比較項目高卒程度試験大卒程度試験
キャリアスタート早い(18歳~)遅い(22歳~)
現場経験早くから豊富に積める
試験難易度比較的低い高いと思料
(2026.3月時点での見解)
昇進スピード勤務成績と試験次第で早くなる勤務成績と試験次第で早くなる
給与・生涯年収標準スタートは高卒より高い
求められる資質規律性、体力、精神力高卒に求められるものに加えて、リーダーシップ
キャリアパス現場中心となるが、試験と勤務成績次第で、幹部への道も現場も経験するが、将来の幹部としての期待大



あなたはどっち?後悔しないための選択診断


さて、ここまで両者のメリット・デメリットを見てきましたが、結局どちらを選べば良いのでしょうか。あなたのタイプ別に、おすすめのルートを診断してみましょう。


「高卒程度」がおすすめな人

•一日でも早く社会に出て、経済的に自立したい

•机上の勉強よりも、現場で体を動かしながら仕事を覚えたい

•叩き上げで経験を積み、現場のスペシャリストとして活躍したい

•武道に自信があり、武道大会で結果を残し続けたい

もしあなたがこれらに当てはまるなら、伝統的な「高卒程度試験」が向いているかもしれません。若いうちから厳しい現場に身を置くことで得られる経験と自信は、何物にも代えがたい財産となるでしょう。

「大卒程度」がおすすめな人

•大学で学んだ法律、心理、教育などの専門知識を社会のために役立てたい

•将来は組織のリーダーとして、より大きな視点から矯正行政に貢献したい

•高いレベルの試験に挑戦し、エリートとしてのキャリアを歩みたい

•安定した高い収入を得て、長期的な人生設計を立てたい

もしあなたがこうした志向を持つなら、新たに始まる「大卒程度試験」に挑戦する価値は非常に高いと言えます。


あなたの知性とリーダーシップが、日本の矯正行政の未来を創る力になるかもしれません。

究極の選択肢:「併願」という戦略



実は、受験資格を満たしていれば、両方の試験を「併願」することも可能です。



試験日が異なるため、両方を受験し、合格した方を選ぶ、あるいは両方合格した上でじっくり考える、という選択もできます。


ただし、試験対策の負担は大きくなるため、綿密な学習計画が不可欠です。

まとめ:あなたの未来は、あなたの選択にかかっている



今回は、刑務官を目指すための2つのルート、「高卒程度」と「大卒程度」について、そのメリットとデメリットを詳しく比較しました。


どちらの道が正解ということはありません。




大切なのは、あなた自身の価値観と、将来どのような刑務官になりたいかというビジョンに基づいて、自分に合った道を選択することです。

•現場の最前線で、受刑者一人ひとりと向き合うプロになるか。


•組織の中核として、日本の矯正行政全体を動かすリーダーになるか。

あなたの未来は、あなたの選択にかかっています。

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