【見逃し厳禁!】将来、刑務官の定年は驚愕の〇〇歳になる!?

man in white dress shirt wearing black framed eyeglasses

こんにちは。


さやだんです。


今日は、刑務官の定年についてのお話です。


表題の通りの未来は本当に訪れるのか??


僕の予想は、十分あり得ると思います。


刑務官の定年は驚愕の〇〇歳になるかも!?

現在のところ、刑務官の定年は60歳となっています。


しかしながら、高年齢者雇用安定法が令和3年4月1日から施行されており、70歳までの定年引き上げ(努力義務)の動きは始まっています。



なので、将来的に見て、刑務官も定年が70歳となる可能性は十分にあります。


ただ、刑務官に関しては、公安職で、かつ、体力がものを言う仕事なので、人によっては、もしかしたら、あまり活躍ができないかもしれませんね。。。



定年が70歳になれば、その人たちに何の仕事をさせるかが重要なポイントになりそうですね!


刑務官の定年後はどんな人生が待っている??


刑務官の定年後️(60歳以降)は、多くの方が再任用制度で勤務しています。


おそらく、刑務官しかこれまで経験のない方が、60歳から仕事を探しても雇ってくれるところを探すのは至難の業。


他の業種を希望しても、よほどのスキルや資格がなければ、誰でもできるバイトみたいな仕事しかないと思います。


なので、刑務官を定年退職した場合、もし働くとしたら、もう再任用として刑務官を継続する方法しかないのかなって感じがします。


もし、一生刑務官として働くのが嫌であれば、40代あたりで転職準備を進めておく必要があります。


僕も40代前半で転職活動をしましたけど、よほどの意志の強さと目的が定まっていないとなかなか採用はしてくれないように思います。60代手前だと本当に苦戦すると思います。


再任用制度って、何歳まで働けるの??

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再任用制度(令和6年現在)では、65歳までは働くことができますが、現役時代から2階級降格しての勤務となるため、給料が激減する上、体もキツくなるので、僕の周りでは、65歳まで全うする方は多くはいませんでした。


やはり若い頃と違って、ローンも終わり、子供が巣立ち、モチベーションも下がるし、途中で辞めるという選択肢が生まれるんでしょうね。


でも、冒頭でお話した通り、70歳まで働けるように将来的になっていくと個人的には思います。


おそらく民間企業でも定年70歳が浸透してきた頃に刑務官も70歳定年時代になっていくと思います。しかし、70歳まで刑務所で働くって、想像しただけで恐ろしくなります。。。


元上司が僕の部下に(笑)


僕が某S刑務所で拝命した当時、警備担当で主任矯正処遇官だった上司が、定年退職後に、再任用で僕の部下として配属となりました(笑)


他の職員の前では、


「主任、この信書どう処理されますか??検査にあげますか??」


とか、僕を外部交通の主任として立ててくださっていたけど、いざ、事務所で二人になると、


「もっと、現場の職員に指示しやなあかんで。主任なんやからな。」


と、元上司らしく、父親のような温かさを見せてくれることもありました(笑)


再任用制度では、定年退職前の階級から2階級降格となるので、このような現象が起こるのです。


もし人間関係が上手に構築されていない人だったら、苦労するでしょうね(笑)


再任用制度を利用する理由は??

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まずは、税金対策です。


定年退職して、その翌年、一番恐ろしいのは税金です。


その納税のために働く方が多いと聞きます。


納税だけは絶対に避けられませんからね。


前年に稼いだ金額に対する税金を納めなければなりません。


それと、他に働くところをわざわざ見つけるのも面倒だし、でも、一応収入があったほうがいいという理由で働く人が少なくないのだと思います。


税金は翌年に来ますからね。
もし退職していたら、その収入に対する税金を用意しておかなければなりません。


刑務官の定年後から年金受給開始まで食べていけるのか??

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僕の周りの定年退職した職員さんで、65歳まで刑務官として働いていた人は少なく、61歳、62歳まで働き、そこからは、これまでの貯金と退職金で年金受給開始までつなぐ人が多いです。


それまでの貯金の金額にもよると思いますが、退職金と、あとちょっとしたバイトで雇ってもらえるとしたら、十分食べていけると思います。


ただ、退職金も徐々に金額が下がってきているようなので、当てにしすぎるのも危険だと思います。


一番心配なポイントは、年金と退職金ですよね。。。
退職金は基本的には手をつけないようにしておくことが重要ですよ。


再任用制度で、65歳まで働くことなく退職する人の理由は??


意外と、再任用制度で仕事を全うする人って少ないです。


僕が刑務官だった頃は、周りに再任用職員さんが結構いましたけど、意外と5年持たずに去っていく人が多かったです。


僕はそういう職員さんと仲が良かったので、その理由を聞いてみたところ、下記の理由による退職が多かったです。


再任用を途中で辞める理由

①アホらしくなってきた

②体がついていかない

③趣味に時間を使いたい


①については、給料は下げられる割には、ベテランだけに求められるものが大き過ぎてアホらしくなってくるとのことです。


僕の元上司の統括矯正処遇官だった方は、再任用で副看守長となって外部交通係の主任業務を任されていたけど、やはり上司からいろいろと嫌味を言われたり、アホらしくなってきたので、志半ばにして、矯正の世界を去ることとしたようです。


また、②について、これは40代の方でも経験があると思いますが、やはり、40代以上ともなると体力が落ちてくるから、60代だと尚更ですよね💦


そして、③。



これまで、仕事に人生を捧げてきてほとんど自分の趣味に当てられなかった人も多いのではないかと思います。


そんな中で、退職金が手に入り、子供が巣立っていれば、お金も時間も自由に使ってもいい頃ですよね。


それで辞められる方も多いですね。


僕の周りの方々はこういった理由で、63歳、64歳で刑務官を卒業される方が多いです。


やはり、若い頃と違って、「刑務官を続けなければならない」というモチベーションは低くなってきているからだと思います。


そもそもの再任用制度で勤務を継続する目的が税金対策だから、2年目以降はどうでもいいという人が多いんでしょうね。


もはや、若かりし頃のモチベーションが失われている人も少なくないと思います。
でも、そもそも60歳で定年な訳で、それ以上を求めるのは現段階で厳しすぎるのかなって感じます。


まとめ


刑務官の定年は60歳ということですが、今の制度では、希望すれば、再任用ということで65歳までは働くことができます。


そして、ゆくゆくは、年金受給年齢を先送りにすれば、年金受給額がさらに増えて、70歳まで働けるようにもなるようです。


もちろん、お金も大事だけど、自分の体が一番大切なので無理はしないでくださいね!!



また、再任用でも、他の業種に挑戦するにせよ、自分のスキルは磨いておくことに越したことはありません。


僕が刑務官時代に実践したスキルアップの方法を一冊のKindle本にまとめたので、もし、興味がある方は、読んでみてください。


この本で以下のことがわかります。


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